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ベスト・オブ・マディ・ウォーターズ +8
マディ・ウォーターズ/ ユニバーサル インターナショナル
グループ:Music /ランキング:1743
価格:¥ 1,773
発売日:2001-08-22 /通常24時間以内に発送
マディ・ウォーターズ/ ユニバーサル インターナショナル
グループ:Music /ランキング:1743
価格:¥ 1,773
発売日:2001-08-22 /通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
ロック・ブルーズ
(2008-02-18)
ブルーズは嘆きの音楽だ。
奴隷として連れて来られ、その先でも差別され、
ろくな仕事もなく、金もない。そんな黒人たちが心の内を歌った音楽。
英語を覚えて、ギターやハープという白人の楽器を使って、
アメリカで黒人が始めて作った音楽。それがブルーズだ。
悪魔の音楽とも言われた。
神を歌うゴスペルに比べて、歌詞の内容が性や金などあまりにも俗世的だったからだ。
ブルーズマンたちはジュークボックスという昔の酒場でギターを手に歌った。
各地を転々として歌い歩いたため、持ち運べる楽器でないとだめだった。声、ギター、ハープ。
本来、ブルーズはコンサートで人に聞かせるようなもんじゃないと思う。
安っぽい酒場で、ぽろろん、ぽろろんとギターを弾いて歌っているのが真の姿だ。
もちろんリスナーは黒人。白人はいない。白人はこのブルーズという音楽をかっこいいと
感じることは出来ても、共感は出来ないから。
ブルーズを共感できるのは奴隷という体験を共有している黒人だけなんです。
マディのレコードがイギリスに渡り、ストーンズやクラプトンに影響を与えた。
ストーンズがチェスに行ったとき、その壁をペンキ塗りしている男がいた。
マディだった。ストーンズは驚いた。アメリカじゃ、ブルーズなんて売れない音楽だった。
マディのかっこいいプレイを盗んだのがストーンズ。彼らは最高にかっこいいけれども
ハートがない。ノレて踊れても、自分の葬式に流して欲しいとは思えない。
むしろクラプトンやツェッペリンに強くブルーズを感じます。
ブルーズの歴史には2段階あります。
ギター片手によれよれの服着て歌ってた時代と、エレキギターになった時代。
後者がマディ、バディガイ、ハウリンウルフ、ライトニンホプキンスといった
ブルーズとして日本や世界中で認識され聴かれている音楽です。
でもこれはかっこいいけれども、ブルーズではありません。ほとんどロックです。
悲しい、嘆きがないんです。ブルーズは歌った後に観客からうんうん、そうだよな。わかる。
と涙や笑いが出てこないとブルーズとはいえない。歓声の出るのはもうブルーズじゃない。
ブルーズはかっこいい音楽じゃない。魅せてはもうパフォーマンスになってしまう。
ロック・ブルーズ(魅せる音楽)としてこのマディ版は
重いボディプローのように魅力的で強烈です。でも、真のブルーズが聴きたいなら
前者のロバートジョンソン、ジョンエスティスを聞いてみてください。
これ聞いて感じることが出来たら、黒人と同じ心と耳を持ってると思います。
サニーボーイはkeep it to ourselvesがダークなブルーズで、
down and out bluesになるとロック入ってますね。
マディを聞いて、最高のブルーズなんて言わない方がいいですよ。ブルーズではありません。
本当に音楽知っている人からは馬鹿にされます。
「ぼくは25歳になるまでロバートジョンソンを知らない人とは口を聞きたくもなかった」
エリック・クラプトン
「その世界の中での男前なのか」
(2008-02-06)
美醜の判断というのは時代や人種・地域や個体によって様々である、ということは「なるほど・ザ・ワールド」の「なるほど!ザ・恋人選び」により明らかですが、果たしてマディ・ウォーターズはその時代のミシシッピやシカゴで男前という評価だったのでしょうか?いや、このジャケットにしてもそうですが、他の写真にしても強烈な顔力を放っております。 この顔で「I Just Want To Make Love To You」などと歌われたら、みんな恐ろしくなって逃げ出してしまうのではないかと心配です。ロバート・ジョンソンなんかは「こいつ、もてただろうなぁ」感が写真から溢れておりますが・・・といったことはまったく関係なく、すこぶるすばらしいブルース集であります。
威風堂々!
(2005-03-16)
威風堂々。
この言葉がよく似合う、ブルーズ世界ヘビー級永久無敗王者、最強の1枚!
「吉里爽の人生を変えたアルバム」シリーズの5枚目。
自分がブルーズに出会った1枚でもある。
ブルーズ史的に見ても、リトル・ウォルター、ジュニア・ウェルズら、
マディがかわいがり育てていたブルーズマンたちを堂々と従え、
バンドスタイルのブルーズの雛形を提示した傑作。
ブルーズってこういう音楽なんです!
(2004-12-03)
まさに、ブルーズ史上最高傑作でしょう。
僕的には、音楽史上最高傑作と思ってます。
1曲目の歌いだしからぶっ飛びます。これに比べりゃストーンズのヴァージョンなんて軽石みたいなもんです。この深さ、重さ、カッコ良さは僕の文章力ではとても表現できません。当然、捨て曲の類は全く無しです。
ただ、必要な音のみが存在し、余計な音は皆無です。実はそれが一番パワフルな音楽なんですね。
一分の隙もない完璧なブルース
(2004-07-07)
マディのブルースは完璧だ。一分の隙もないほど完璧なまでのブルース。
しかし、それにしても重い。じっとりと脂汗が浮かんでくるほどに、じっとりとずっしりと重い。そしてマディは、ただただギターを鳴らし唸り声を上げる。そうすることで、ブルースの名で呼ばれる精神状態から正気を保つかのように。
おすすめ度:
ロック・ブルーズ
ブルーズは嘆きの音楽だ。
奴隷として連れて来られ、その先でも差別され、
ろくな仕事もなく、金もない。そんな黒人たちが心の内を歌った音楽。
英語を覚えて、ギターやハープという白人の楽器を使って、
アメリカで黒人が始めて作った音楽。それがブルーズだ。
悪魔の音楽とも言われた。
神を歌うゴスペルに比べて、歌詞の内容が性や金などあまりにも俗世的だったからだ。
ブルーズマンたちはジュークボックスという昔の酒場でギターを手に歌った。
各地を転々として歌い歩いたため、持ち運べる楽器でないとだめだった。声、ギター、ハープ。
本来、ブルーズはコンサートで人に聞かせるようなもんじゃないと思う。
安っぽい酒場で、ぽろろん、ぽろろんとギターを弾いて歌っているのが真の姿だ。
もちろんリスナーは黒人。白人はいない。白人はこのブルーズという音楽をかっこいいと
感じることは出来ても、共感は出来ないから。
ブルーズを共感できるのは奴隷という体験を共有している黒人だけなんです。
マディのレコードがイギリスに渡り、ストーンズやクラプトンに影響を与えた。
ストーンズがチェスに行ったとき、その壁をペンキ塗りしている男がいた。
マディだった。ストーンズは驚いた。アメリカじゃ、ブルーズなんて売れない音楽だった。
マディのかっこいいプレイを盗んだのがストーンズ。彼らは最高にかっこいいけれども
ハートがない。ノレて踊れても、自分の葬式に流して欲しいとは思えない。
むしろクラプトンやツェッペリンに強くブルーズを感じます。
ブルーズの歴史には2段階あります。
ギター片手によれよれの服着て歌ってた時代と、エレキギターになった時代。
後者がマディ、バディガイ、ハウリンウルフ、ライトニンホプキンスといった
ブルーズとして日本や世界中で認識され聴かれている音楽です。
でもこれはかっこいいけれども、ブルーズではありません。ほとんどロックです。
悲しい、嘆きがないんです。ブルーズは歌った後に観客からうんうん、そうだよな。わかる。
と涙や笑いが出てこないとブルーズとはいえない。歓声の出るのはもうブルーズじゃない。
ブルーズはかっこいい音楽じゃない。魅せてはもうパフォーマンスになってしまう。
ロック・ブルーズ(魅せる音楽)としてこのマディ版は
重いボディプローのように魅力的で強烈です。でも、真のブルーズが聴きたいなら
前者のロバートジョンソン、ジョンエスティスを聞いてみてください。
これ聞いて感じることが出来たら、黒人と同じ心と耳を持ってると思います。
サニーボーイはkeep it to ourselvesがダークなブルーズで、
down and out bluesになるとロック入ってますね。
マディを聞いて、最高のブルーズなんて言わない方がいいですよ。ブルーズではありません。
本当に音楽知っている人からは馬鹿にされます。
「ぼくは25歳になるまでロバートジョンソンを知らない人とは口を聞きたくもなかった」
エリック・クラプトン
「その世界の中での男前なのか」
美醜の判断というのは時代や人種・地域や個体によって様々である、ということは「なるほど・ザ・ワールド」の「なるほど!ザ・恋人選び」により明らかですが、果たしてマディ・ウォーターズはその時代のミシシッピやシカゴで男前という評価だったのでしょうか?いや、このジャケットにしてもそうですが、他の写真にしても強烈な顔力を放っております。 この顔で「I Just Want To Make Love To You」などと歌われたら、みんな恐ろしくなって逃げ出してしまうのではないかと心配です。ロバート・ジョンソンなんかは「こいつ、もてただろうなぁ」感が写真から溢れておりますが・・・といったことはまったく関係なく、すこぶるすばらしいブルース集であります。
威風堂々!
威風堂々。
この言葉がよく似合う、ブルーズ世界ヘビー級永久無敗王者、最強の1枚!
「吉里爽の人生を変えたアルバム」シリーズの5枚目。
自分がブルーズに出会った1枚でもある。
ブルーズ史的に見ても、リトル・ウォルター、ジュニア・ウェルズら、
マディがかわいがり育てていたブルーズマンたちを堂々と従え、
バンドスタイルのブルーズの雛形を提示した傑作。
最初に出会ったのが希代のカリスマ・マディであったために、
結局、これを上回るブルーズにはとんとお目にかかれず。
1915年4月4日うまれ。
本名、マッキンリー・モーガンフィールド。
生きていれば、90歳だ。
ストーンズ、クラプトンら多くのフォロワーを生んだ王者のライヴを
体験していないことが、心の底から悔しい。
「ブルーな状況を嘆き悲しむ憐憫の情を込めた・・・」
よく言われるようなそうしたブルーズの定義には当てはまらない、
あまりにパワフルな楽曲が多い。
いや、そういう歌こそがマディの真骨頂だろう。
名曲♪I'm Ready, ♪Hoochie Coochie Man には、男を奮い立たせ、
女を熱狂させる「何か」が立ちこめており、特に、♪Hoochie Coochie Man は、
吉里爽のフェイヴァリットソング・ベスト5に入る。
と言うか、この曲を自分のテーマソングとして、脳裏に鳴らしながら
生きてきた気がする。
誰かがこの曲を歌っていたりすると、「俺の方がうまいぜ!」と
思ったりするが、もちろんそんなことは絶対にない(笑)。
そんなことを思ったりするのは、「俺はフーチー・クーチー・マンだ!」
と思って生きる男の悲しい性である(苦笑)。
自分にとっては、「ブルーズ=マディ」であり、残りの人生で
何とかマディのすべての音源を聴き尽くしてみたいと思っている。
ブルーズってこういう音楽なんです!
まさに、ブルーズ史上最高傑作でしょう。
僕的には、音楽史上最高傑作と思ってます。
1曲目の歌いだしからぶっ飛びます。これに比べりゃストーンズのヴァージョンなんて軽石みたいなもんです。この深さ、重さ、カッコ良さは僕の文章力ではとても表現できません。当然、捨て曲の類は全く無しです。
ただ、必要な音のみが存在し、余計な音は皆無です。実はそれが一番パワフルな音楽なんですね。
一分の隙もない完璧なブルース
マディのブルースは完璧だ。一分の隙もないほど完璧なまでのブルース。
しかし、それにしても重い。じっとりと脂汗が浮かんでくるほどに、じっとりとずっしりと重い。そしてマディは、ただただギターを鳴らし唸り声を上げる。そうすることで、ブルースの名で呼ばれる精神状態から正気を保つかのように。
