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ヴァルプルギスの後悔〈Fire1.〉 (電撃文庫)
上遠野 浩平/ アスキーメディアワークス
グループ:Book /ランキング:10637
価格:¥ 599
発売日:2008-08-10 /通常24時間以内に発送
上遠野 浩平/ アスキーメディアワークス
グループ:Book /ランキング:10637
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発売日:2008-08-10 /通常24時間以内に発送
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
凪のファンなら買ってよし!
(2008-09-04)
上遠野浩平先生と言えばまず思い浮かぶ作品が、デビュー作でもあるブギーポップシリーズですが、その中でブギープップに負けない人気を誇るキャラクターと言えば、“炎の魔女”こと霧間凪です。
そんな彼女を主人公として繰り広げられるブギープップのスピンオフストーリーが、こちらの「ヴァルプルギスの後悔」です。
霧間凪──学校の成績はテストの点だけならトップクラスだけれど、しょっちゅう学校を休むし、自分のことをオレと言い、男言葉で話すし、好き勝手に町をうろつくしという具合で、普通の人は近寄りたがらない札付きの問題児で、付いたあだ名が“炎の魔女”。だがその裏では人知れず人のために、見返りを求めることなく戦う“正義の味方”をしていて、いつからか世界を裏から監視する統和機構との戦いに明け暮れているのでした。
そんな中、かつて凪に救われた少女、織機綺の元に、奇妙な影が現れて不吉な予言をしていきます。
“アルケスティスとヴァルプルギスの、千年ぶりの魔女戦争──相剋渦動の幕が上がるのだ”
それを合図とするかのように、凪の運命は、周りを巻き込んで動き出すわけです。
まあ細かいストーリーと、その分析などについては他のレビュー等を見ていただくとして、私から言いたいことは、凪のファンなら買うべし、ということです。
もし凪は好きだけれど、何となく買うか否か迷っていると言う方のために書きますと、作中の挿絵やパートの冒頭で凪の様々なポーズや表情の絵が載ってますから、凪ファンにはそれらを見ているだけで眼福ものです。
それでも踏ん切りが付かない方のために、とっておきの情報をお教えしましょう。
挿絵の中には、凪の下着姿もありますよ!
品がない紹介の仕方だと私も分かってますけど、凪の色んな姿が拝めるというのはそれだけで価値があると思いますから。
ともあれこれから先、凪にどんな運命が待ち受けているのか、楽しみであると同時に不安でもあります。
千年ぶりの魔女戦争、相克渦動の幕が上がるのだ。
(2008-08-20)
上遠野浩平の『ヴァルプルギスの後悔』その1。
「私が冷たく、冷静な氷だとすれば、それを溶かそうとする燃えるような炎のような、熱くて鋭いなにか、私はそれと戦うように決められているんじゃないかって、そう思う」
正義を貫く霧間凪の対極の存在・・それとの戦いをまだ彼女は知らない。
じつは上遠野浩平の作品はこれが初めて。
タイトルに「ブギーポップ」と冠されてなかったのでてっきり新作かなと思って読んでしまいました。でもこの本が面白かったのでちゃんと最初から読もうと思って「ブギーポップは笑わない」を読んだとき、ああこれは新作というよりか霧間凪に焦点を当てたストーリーなんだと気づきました。
で、ストーリーについて。
幼き頃の霧間凪と探偵との淡い記憶からのプロローグで始まるこの『ヴァルプルギスの後悔』は、日常に生きつつも変わりつつあるその日常の不穏な乱れを感じ取っている霧間、深淵の底で自身の対となる存在との邂逅を今か今かと待ち焦がれる魔女、そのふたりが主軸となって話は進んでいく。そう、まさにふたりのための物語でもある。
そのふたりの渦中にかつて助けられた織機綺や統和機構の能力者たちが出会う驚くべき怪異や事象のすべては、まるで宿命づけられた魔女たちの激戦への予定調和であるかのようで、じつにゾクリとさせる。
一つの事象を多数の視点から描くスタイルで、要点を隠す。
まだ序章。
眠りについたヴァルプルギスの再燃はいつなのか。
その緊迫感が初見の私でも伝わってくるほど、待ち焦がれる。
開幕―魔女大戦
(2008-08-07)
上遠野浩平「ブギーポップ」シリーズスピンオフ、
霧間凪を主人公とした「ヴァルプ」シリーズ第一巻。
激動、その一言に尽きる華々しい開幕。
新旧キャラ、他作品からのキャラ、今まで顔見世程度だったキャラ、
それらが入り乱れ、しかし全ては二人の「魔女」の名のもとに収束する。
この激戦においては「死神」ですら脇役でしかない。
本作に興味を持つ人、買う人は恐らく
「ブギーポップ」正史をずっと見ている人になるだろうが、
もし見ていないのであれば、
特に時系列が近く、重要人物の頻発する「ビート」シリーズ、
今後の展開に大きくかかわる可能性のある「紫骸城事件」、
本作におけるジョーカーが登場する「ソウルドロップ」シリーズ
は見ていると展開に深みが増すこと請け合い。
まだまだ、第一巻。
張りに張りまくった伏線はどこへいく?
出るべき役者もまだまだ出ていない。あの重要人物はどう動く?
正史へも大きく影響するであろう本シリーズ、
これからが楽しみで仕方ないです!
今まで以上に霧間父さんの格言がいい感じです。
健太郎もえらくかっこよくなってるし…大分シリアスですよ。
「君が『かくあるべき』だと思っている世界は、ぼくには興味がない。現実を良くしようにも、悪くしたくないとも考えていない―それを思うのは人間の領域だ。世界というのはただ、漠然と存在しているだけで、そこには意思はない。その中で考えているのは人間のほうだ。」本文160ページより
おすすめ度:
凪のファンなら買ってよし!
上遠野浩平先生と言えばまず思い浮かぶ作品が、デビュー作でもあるブギーポップシリーズですが、その中でブギープップに負けない人気を誇るキャラクターと言えば、“炎の魔女”こと霧間凪です。
そんな彼女を主人公として繰り広げられるブギープップのスピンオフストーリーが、こちらの「ヴァルプルギスの後悔」です。
霧間凪──学校の成績はテストの点だけならトップクラスだけれど、しょっちゅう学校を休むし、自分のことをオレと言い、男言葉で話すし、好き勝手に町をうろつくしという具合で、普通の人は近寄りたがらない札付きの問題児で、付いたあだ名が“炎の魔女”。だがその裏では人知れず人のために、見返りを求めることなく戦う“正義の味方”をしていて、いつからか世界を裏から監視する統和機構との戦いに明け暮れているのでした。
そんな中、かつて凪に救われた少女、織機綺の元に、奇妙な影が現れて不吉な予言をしていきます。
“アルケスティスとヴァルプルギスの、千年ぶりの魔女戦争──相剋渦動の幕が上がるのだ”
それを合図とするかのように、凪の運命は、周りを巻き込んで動き出すわけです。
まあ細かいストーリーと、その分析などについては他のレビュー等を見ていただくとして、私から言いたいことは、凪のファンなら買うべし、ということです。
もし凪は好きだけれど、何となく買うか否か迷っていると言う方のために書きますと、作中の挿絵やパートの冒頭で凪の様々なポーズや表情の絵が載ってますから、凪ファンにはそれらを見ているだけで眼福ものです。
それでも踏ん切りが付かない方のために、とっておきの情報をお教えしましょう。
挿絵の中には、凪の下着姿もありますよ!
品がない紹介の仕方だと私も分かってますけど、凪の色んな姿が拝めるというのはそれだけで価値があると思いますから。
ともあれこれから先、凪にどんな運命が待ち受けているのか、楽しみであると同時に不安でもあります。
千年ぶりの魔女戦争、相克渦動の幕が上がるのだ。
上遠野浩平の『ヴァルプルギスの後悔』その1。
「私が冷たく、冷静な氷だとすれば、それを溶かそうとする燃えるような炎のような、熱くて鋭いなにか、私はそれと戦うように決められているんじゃないかって、そう思う」
正義を貫く霧間凪の対極の存在・・それとの戦いをまだ彼女は知らない。
じつは上遠野浩平の作品はこれが初めて。
タイトルに「ブギーポップ」と冠されてなかったのでてっきり新作かなと思って読んでしまいました。でもこの本が面白かったのでちゃんと最初から読もうと思って「ブギーポップは笑わない」を読んだとき、ああこれは新作というよりか霧間凪に焦点を当てたストーリーなんだと気づきました。
で、ストーリーについて。
幼き頃の霧間凪と探偵との淡い記憶からのプロローグで始まるこの『ヴァルプルギスの後悔』は、日常に生きつつも変わりつつあるその日常の不穏な乱れを感じ取っている霧間、深淵の底で自身の対となる存在との邂逅を今か今かと待ち焦がれる魔女、そのふたりが主軸となって話は進んでいく。そう、まさにふたりのための物語でもある。
そのふたりの渦中にかつて助けられた織機綺や統和機構の能力者たちが出会う驚くべき怪異や事象のすべては、まるで宿命づけられた魔女たちの激戦への予定調和であるかのようで、じつにゾクリとさせる。
一つの事象を多数の視点から描くスタイルで、要点を隠す。
まだ序章。
眠りについたヴァルプルギスの再燃はいつなのか。
その緊迫感が初見の私でも伝わってくるほど、待ち焦がれる。
開幕―魔女大戦
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激動、その一言に尽きる華々しい開幕。
新旧キャラ、他作品からのキャラ、今まで顔見世程度だったキャラ、
それらが入り乱れ、しかし全ては二人の「魔女」の名のもとに収束する。
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もし見ていないのであれば、
特に時系列が近く、重要人物の頻発する「ビート」シリーズ、
今後の展開に大きくかかわる可能性のある「紫骸城事件」、
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は見ていると展開に深みが増すこと請け合い。
まだまだ、第一巻。
張りに張りまくった伏線はどこへいく?
出るべき役者もまだまだ出ていない。あの重要人物はどう動く?
正史へも大きく影響するであろう本シリーズ、
これからが楽しみで仕方ないです!
今まで以上に霧間父さんの格言がいい感じです。
健太郎もえらくかっこよくなってるし…大分シリアスですよ。
「君が『かくあるべき』だと思っている世界は、ぼくには興味がない。現実を良くしようにも、悪くしたくないとも考えていない―それを思うのは人間の領域だ。世界というのはただ、漠然と存在しているだけで、そこには意思はない。その中で考えているのは人間のほうだ。」本文160ページより
